価格が安いだけのガス給湯器工事業者にはご注意ください
業者を探すときは、どんな特徴に注目しながら探すのが常識でしょうか?場所、社歴、評判、従業員数......
不景気が続く日本に住んでいる以上、どんな出費もできる限り安く間に合わせたくなるのが自然です。しかし、ただ安さだけで選んで本当に後悔することはないでしょうか?
安さだけが目立つ業者が見つかった場合、特に他の業者が並んでいる中で、飛びぬけて価格が安い業者が見つかった場合は、ついそこに飛びついてしまいたくなりますが、その衝動を抑えて、本当にその業者に不安材料が見当たらないかどうか、よく確かめていただきたいと思います。
安心して任せられない施工方針をとっていることがある
価格が安い業者は、出費をおさえようとして、平気で材料を使いまわす傾向が指摘されています。 コスト面での節約というわけですが、時間面や労力面でも節約しようとして、細部まできちんと施工せずに適当に終わらせてしまう傾向も指摘されています。「安さばかりを強く強調する」≒「技術の低さを隠す」となっていることがある
つまり、ガス給湯器の取り付けを頼んでも簡単な方法でしか施工できないため、「しばらくしてから、また業者を呼んで取り付けし直してもらわなければならなくなった」という事態になってしまったケースも少なくありません。直接会ったときに、押し売りをされてしまうことが増えている
ガス給湯器工事の世界にも、いわゆる悪徳商法がはびこっていることは否定できません。ガス給湯器工事の技術に関しては深い知識を持ち合わせていないのに、セールストークや強引な売り込みに関しては一流の技術を持っている、といった例も増えています。
押し売りのポイントは、「相手の弱みを見極める」「相手の弱みに付け込む」ことでしょう。
訪問販売による押し売りだったら、会おうとしなければよいでしょう。
しかし、安さにひきつけられてこちらからコントタクトをとってしまった場合は話が違います。
顔を合わせてすぐに、正式な契約をさせようと言葉巧みに誘導してきますし、ガス給湯器工事に関して知識を持つ一般の方がいないことを悪用して「すぐに工事をしないと危ないです!」なんて言い方で即決を促したり、「こことここだけじゃなくて、全部悪くなってますね」なんて言い方で工事の必要のない部分まで含めて、余分な工事をさせようとしたり、多くの口実を並べ立てて、契約と支払いを引き出そうとしてきます。 特に、見積りを出す工程を飛ばして、言い値でサインさせようとする手には要注意です。
これは押し売りの常套手段ですが、口車を使って相手の警戒心を解き、不当価格での契約をその場で成立させようとしてくるのです。
ガス給湯器工事において、押し売りを防止するいちばんの手段は、一切接触を持たないことです。
安さを売り物にしている業者に近づかないことがそれを可能にしてくれるのです。
現場での対応がよくないことが多い
安さだけが取り柄の業者にガス給湯器工事を頼んでしまうと、技術不足やサービスの悪さが加わって、工事がはじまっても劣悪な作業をされてしまうことが珍しくありません。「工事が遅い」「作業がずさんである」といったデメリットのほか、「質問をしても、丁寧で的を射た回答が返ってこない」といったデメリットがしばしば発生しています。安全で便利な給湯器を、適正な価格で手に入れてください
目立つ安さを売り物にしている業者には、何かしら落とし穴があると見たほうが安全です。ガスというエネルギーを安心してずっと利用していけるようにする意味でも、確かな技術を持つ業者を選ぶことがいちばんです。